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薬剤師の職能を広めれば、地域医療が変わっていく  ~株式会社LLEの事業展開と採用ビジョン~

薬剤師、薬局経営者、言響インストラクター他、様々な肩書をお持ちの吉田 聡さん。「薬局・なくすりーな」の経営を通して、住民の健康をどのように支えるか、医療をどう良くしていくかを追求し、常に新しいことに挑戦し続けています。薬剤師として、また、薬局の経営者として、吉田さんの見据える今後のビジョンをお伺いしました。

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薬剤師 吉田聡さん

株式会社LLE 代表取締役
薬局・なくすりーな 管理薬剤師
言響インストラクター

北海道でドラッグストア、薬局、病院での勤務経験を経て、2012年に独立。

・日本薬剤師会 会員
・茨城県薬剤師会 理事
・古河薬剤師会 副会長
・NPO法人 日本セラピーブリッジ 副理事長
・日本プライマリケア学会 会員
・日本在宅薬学会 会員

地域医療を支える「町の健康ステーション」

不必要な薬は減らす。「薬の引き算」をする薬剤師に

2012年に株式会社LLEを設立後、吉田さんは薬局経営のノウハウを実践で学びました。
薬剤師兼経営者として様々な学会に参加をする中で、医療における薬剤師の本質は、「薬の副作用を考慮した健康サポート」という一つの答えにたどり着いたと言います。

特に、茨城県古河市に開局中の薬局には、生活習慣病の患者さんの来局が多く、一度に複数の薬を服用する方も多くいます。吉田さんは仕事をする中で、生活習慣の見直しなどを通して、薬を減らすことができれば、患者さんの医療費や服用の負担・不安を軽減することができると考え、「薬の引き算をする薬剤師」として薬剤師業務に取り組み始めました。

薬の引き算の本格始動にあたり、薬局名を「なくす・くすり・いいな」を由来とする「薬局・なくすりーな」に改名。
地域住民の健康を支える「町の健康ステーション」として、様々な取り組みを行っています。

保険調剤の枠を超えた健康作り

なくすりーなでは、処方箋に基づく保険調剤の他にも、サプリメント開発・販売を行っています。当初は、薬局を一人できりもりする吉田さん自身の健康管理のために、サプリメントを開発しようと考えたそうです。そこで完成したのは免疫力を高める「なくすりーな・護(まもり)」。

「なくすりーな・護(まもり)」はアミノ酸や乳酸菌などの、免疫力を高め、腸内環境を整える成分を中心に様々な栄養素が配合されています。また、合成甘味料やカフェインなどを使用していないので、生活習慣病の方やお子様も飲むことができます。

サプリメントが完成した後は、薬局に来局する患者さんにも販売を開始しました。
「なくすりーな・護」を1ヶ月間摂取した人のうち、92%の方がその効果を実感しており、吉田さん自身も、風邪やインフルエンザの流行する冬場でも体調を崩すことがなくなったそうです。

服薬指導で終わらない、一歩踏み込んだ「二人三脚型」の相談

なくすりーなはクリニックの門前薬局として、地域の住民に頼られる存在となっています。主に内科・外科・消化器科の処方せんを受け付けており、生活習慣病の治療で定期的に来局する方も多く、吉田さんに健康相談やセカンドオピニオンを求める患者さんもいます。

これまでに来局された患者さんの中には、吉田さんの「ご飯の量を減らすために、茶碗を子ども用のものにする」という提案をコツコツと実施した方がいます。4年をかけて体重が20キロ減り、3種類飲んでいた薬が1つになったそうです。

ー吉田さん「患者さんとコミュニケーションを取るなかで、この人ができることは、運動なのか、食事なのかを考え、じっくりと向き合うようにしています。例えば、運動をすることを決めたのなら、まずはウォーキングシューズを買うことを勧めます。患者さんのハードルを下げてあげることから始めます。」

患者さんに寄り添うことで生活習慣を改善し、薬を減らしながら、患者さんの病気や薬に対する不安も無くす場所を提供しています。

●薬局・なくすりーな
●所在地 〒306-0204 茨城県古河市下大野2852-4
●営業時間
月・火・木・金曜日:9:00~18:00
土曜日      :9:00~17:00
日曜日      :9:00~12:00
水曜日      :0:00~8:00
定休日      :祝日
●従業員数 3名
●応需科目 内科・外科・消化器科など

ビジョンを実現するための薬剤師+αの取り組み

他職種連携で広がる薬剤師の可能性

吉田さんは4年ほど前に、NPO法人 日本セラピーブリッジの設立に参画。活動の一環として、薬局で癒しの場を提供する「薬局セラピー」を開催。処方箋が無くても利用できる、薬局の健康相談やセラピーなど、心と身体の癒やしを提供しています。

ー吉田さん「なくすりーなでは耳つぼリフレを開催しました。来場者に癒やされてもらうことに加えて、処方箋が無くても健康相談に訪れる場所としての薬局の認知を拡大しています。今後、セラピストと医療機関が連携を取る地盤が整えば、薬局での健康促進活動がさらに広がっていくでしょう。」

薬剤師以外の職種と協力し地域の健康を支えていく視点は、経営について学ぶ過程で身についたといいます。

医師の長時間労働が問題となっている近年では、一部の団体で、バイタルサインのチェックなどの業務を医師から薬剤師や看護師へシフトしようとする動きがあります。
同様に、薬剤師や看護師でなくても解決ができる、日頃のちょっとした身体や心の疲れを癒すことは、セラピストに任せる動きもあります。
そういった業務のすみ分けが進めば、医療の効果的な提供に繋がると吉田さんは考えています。

将来的には、在宅医療の学会などで医師、看護師、ケアマネージャなどと交流を深めることで、医療の効果の最大化を目指しているそうです。

患者が薬剤師を選ぶ時代。「個」の薬剤師がどれだけ力をつけられるか

地域の健康ステーションとして、患者さんのために様々な活動をする中で、吉田さんは一つの思いを抱くようになりました。

それは、これからは「個の薬剤師」としての力をつけていくことが重要であるという答えでした。
いずれオンライン服薬指導が主流になる時代がくれば、慢性期の薬は郵送で問題ないため、患者さん自身が信頼できる薬剤師を全国から選ぶ時代が来ると、吉田さんは見通しを立てています。
そのためには、まずオンライン診療の普及の波が訪れることが予想されるため、その間、個々の薬剤師は「信頼できる相談相手」として選ばれる能力を磨く必要があります。

「個の薬剤師」として技術を磨くため、吉田さん自身もセミナーコンテストでのプレゼンテーションや、音声メディア Voicyでの医療・健康情報の配信、言響インストラクターとしての活動を続けています。

「個の薬剤師」だけでは実現できない、医療を変える薬剤師のビジョン

吉田さんは、自身の見据える薬剤師業界のビジョンを次のように語ってくれました。

ー吉田さん「薬剤師として医療を良くしていきたい、でも一人では無理だと思ったんです。なんとかしないと、と思っている薬剤師はたくさんいるはずなので、発信するための場所を作りたいんです。」

その想いを実現させるため、吉田さんはラジオ出演や講演活動をはじめ、twitter上で「#やくざいScene」という薬剤師の業務紹介などを行っています。


こういった活動を通して、吉田さんは「薬剤師として住民の健康にどのように寄り添うことができるのか」を、より多くの人に知ってもらうキッカケを作っています。

薬剤師の枠を超えた様々な分野で活躍をする吉田さん。一つひとつの活動は一見関連性がないように思えますが、活動を続けていくうちに点と点がつながり、今後の企業の展開が見えてきたと言います。

LLEの面接・採用ポイント

次の一手。東京進出を視野に

吉田さんは今後の活動の展開として、「日常の中で訪れる場所」をコンセプトとした薬局を東京で開局する予定です。
詳細は随時公開予定ですが、コンセプトの根底にあるのは「薬剤師として、医療をより身近にしたい」という想い。薬や健康に関する小さな悩みや心配事を、生活の一部として相談ができる場所を提供したいそうです。

「薬剤師の職能をもっと住民に知ってもらいたい。」その想いを吉田さんは以下のように語ってくれました。

ー吉田さん「実際になくすりーなで薬局セラピーに来場いただいた方には、処方箋なしで薬局に健康相談しても良いという認識が広がっており、満足もいただけています。
このサービスをより多くの人に知ってもらえれば、薬剤師が医療に更に貢献できるんです。」

吉田さんはこのアイデアの他にも、薬剤師の職能をより多くの人に認知してもらうための活動を多数計画しており、「薬剤師として医療をなんとかしたい」という吉田さんのビジョンに共感してくれる人を募集しています。

患者さんや仕事仲間から信頼されるコミュニケーション

採用活動を進める上で、吉田さんが最も重視するポイントはコミュニケーション能力。
服薬指導の際には、時間をかけてでも、患者さんに安心・納得してもらえるまで対話をすることが、LLE社の目指す薬局の形に繋がります。

そのため、まずは患者さんと仲良くなれる方を求めています。選ばれる薬剤師になるには、患者さんとの信頼関係が必須。欲を言えば、患者さんと話をするなかで、課題を見つけ、解決まで導くことができる人が望ましいと言います。信頼関係を築くためにも、患者さんとの距離を縮め、声を聞くスキルが必要です。

また、医療事務さんとの連携も非常に重視しています。薬局は事務さんの支えがあって経営が成り立っているため、医療事務さんとお互いにリスペクトする関係性が作れるかどうかも採用基準の一つとなります。

そして、職務経験よりも、「薬剤師業界を変えていきたい!」という熱意や姿勢を持っている、また実際に行動に移せるモチベーションがあるということも重要な要素の一つです。

コンサルタントの”目線”

一般的な薬剤師の枠を超え、様々な活動を展開する吉田さんの経営するLLEでは、「薬剤師として医療を良くする」という吉田さんのビジョンに共感できる人を募集しています。
保守的な意見に囚われず、薬剤師のスキルを活かして何ができるのかを工夫し、突き詰めて考えられる人であれば、マッチ度は高いと言えます。
調剤・投薬からさらに一歩進んだ取り組みが、今後、オンライン診療・オンライン服薬指導の時代が到来した際に、「個の薬剤師」として選ばれることに繋がるでしょう。

面接の際には、薬剤師としてのスキル・経験はもちろんのこと、仕事に対する熱意をアピールすることが重要です。
薬剤師歴の浅い方でも、熱意の中身や業務へ取り組む姿勢が優れた方には十分にチャンスがあります。

LLEで働くメリットは、医療を良くする活動を進めるパイオニアとして、様々な機会や経験が得られることです。
厚生労働省から「調剤業務のあり方」が公布されて以降、薬剤師の職域や調剤業務の内容が明文化され、働き方が変わることが予想されるなかで、創意工夫ができる対応力のある薬剤師としての力をつけることができます。
薬剤師+αの経験を積みたい方、薬剤師業界から医療を良くしていきたい方には必見の企業です。

企業データ 
●株式会社LLE
●所在地 〒306-0204 茨城県古河市下大野2852-4
●設立 2012年
●資本金 10万円
●ホームページ:https://lle-lien.com/