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オプジーボで小腸炎発症ののち死亡。重大な副作用に追記

 

厚生労働省は9日、がん治療薬「オプジーボ」を使用した患者が副作用とみられる小腸炎を発症して死亡したと発表しました。

2016年度以降「オプジーボ」と「キイトルーダ」を使用した患者10人が小腸炎を発症。そのうちオプジーボを使った1人の死亡が確認されたとのこと。

これを受けて厚労省は「オプジーボ」と「キイトルーダ」について添付文書に重大な副作用として小腸炎を追記するよう指示しています。

腸に穴が開く「穿孔」や腸が塞がる「イレウス」となる例があることも追記し、下痢や腹痛、血便が続く場合は投与中止などを求めるとしています。

参照:オプジーボで小腸炎、死亡 重大な副作用に追加 (2019/07/09 日本経済新聞)https://r.nikkei.com/article/DGXMZO47131840Z00C19A7000000

 

自分の免疫力を活性化してがん細胞を攻撃する新たながん治療薬として2014年に発売されたオプジーボですが、副作用の報告が続いています。

このニュース以前にも重症筋無力症や1型糖尿病、下垂体機能障害などの副作用の報告がありました。今までの治療薬とは全く別の作用機序のため、これからも予期できない副作用が起こる可能性があります。

しかし、がんが劇的に縮小したなどの報告もあり、期待のがん治療薬であることには変わりありません。

副作用の発現に注意して使用していくとともに、これからの報告にも注意を向けていきたいですね。