(株)プランドウが運営するたんぽぽ薬局(東京・王子)は、地域の患者様や近隣のクリニックにとって必要不可欠な存在になるべく、様々な取り組みをはじめています。今回は代表取締役の土城 正貞子氏にたんぽぽ薬局についてお話をうかがいました。
代表取締役 土城 正貞子(どき まさこ)氏
社員一同で築きあげる未来
代表取締役の土城 正貞子氏は独立後、調剤薬局のコンサルティング等を経て20数年、調剤薬局チェーンの経営を行ってきた方です。一時期は何十店舗も経営をしていたそうですが、リタイア後のことを考え管理し易い店舗数10店舗まで減らし、すべて売却しセカンドステージに移ったと言います。
土城氏「その後はコンサルタント業、不動産賃貸業をしていたのですが、色々な事情が重なり再びたんぽぽ薬局を運営することになりました。」
たんぽぽ薬局の由来はまさに”たんぽぽのような存在になりたいから”ということでつけられたそうです。たんぽぽのように、前に出すぎることも出なさすぎることもない丁度良い存在感になるように、そしてどこにでも咲くことができる強さで、地域に根付くようになりたいと土城氏は言います。

土城氏「この薬局をはじめて3年が経ちました。今の店舗の状態は土台こそあるものの、発展途上。会社の目指すビジョンを作るところから、皆でやりたいと考えています。」
今、一番力を入れていることはミャンマーとモンゴルから来た調剤事務の育成だと言います。採用後に調剤事務の学校に通ってもらいながら、日本語の勉強と併せて現場の仕事を覚えてもらっているそうです。仕事に対して真面目に取り組む姿勢に日々感心しているそうで、この2人の成長が楽しみだと言います。
その他としては、個人宅の在宅医療を始めるべく、HYUGA PRIMARY CARE株式会社のコンサルティングを受けながら日々、営業活動に勤しんでおり、今後は在宅医療に積極的に取り組んでいきたいと考えています。
1日の流れ
| 8:45~9:00 | 開店準備。店の前の掃除をはじめ、店内の掃除などを行います。 |
| 9:00~12:00 | 店舗業務開始。 |
| 12:00~14:00 | 交代でお昼休憩を取ります。 |
| 14:00~19:00 |
営業終了。クリニックの終了時間にあわせて店舗を閉めます。 最終の患者さんがきてから30分以内に退勤するのが会社のルールです。 |
| ※休憩時間は分割して取得することも可能です。 |
目標や向上心があるか。人間性も重視
代表である土城氏は、薬剤師ではないものの長い間、調剤薬局の経営を行ってきました。今と昔では調剤薬局のあり方が異なり、薬剤師の働き方にも変化があると話します。
土城氏「昔と比べるとやりがいをもって仕事をする人が少なくなったように感じています。働き方に関して、色々な整備がされているからかもしれませんが。」
だからこそ土城氏は、自分は何をしたいのか、どうなりたいのか明確な目標をもって仕事に当たる人に関しては、応援していきたいと話します。さらに人間性についても重視しており、採用の大きなポイントとなっています。
土城氏「患者様のために何かをしたいという方や、目標を聞いたら答えられるような向上心のある方はぜひ一緒に働きたいですね。」

働く環境:やりたいことを伝えれば応援してくれる
以前は勉強会を開いていましたが、新型コロナウイルスの影響や人員の異動等があり今は実施していません。ですが、今後は再開をしていきたいと考えています。
外部研修に関しては会社で受けてほしいというものは会社負担で出しており、自分で受けたいと思ったものは内容次第では会社負担で受けられるそうです。
まずはなりたい姿や、やりたいことを話すことが大切。日々考えていることを言葉にするところからはじめると良さそうです。
そして、一般社員にはメンタルヘルス・マネジメント検定3級を、管理薬剤師にはメンタルヘルス・マネジメント検定2級を取得してもらう方針を取っています。
土城氏「薬剤師としてのスキルアップは正直、当たり前にやるべきことだと考えています。かかりつけ薬剤師の算定要件に必要な研修認定薬剤師は必須となりますが、資格で手当をつけるということはしていません。人間性を育てることを重視しているからです。」
働き方に関しては、事前に話してくれさえすれば有給の取得はしやすいと言います。社員の中には海外旅行に行く方もいるそうで、積極的に有給休暇が取得できる環境となっています。
またシフトに関しても、お休み希望を前々から出していてもらえば、柔軟に対応できると言います。
そして残業はほとんどなく、毎月2時間程度しか発生しません。残業代は1分単位で付くので、ライフワークバランスがとれる環境となっています。
社員間の交流に関しては、歓送迎会はもちろん年末年始の集まり等で社員同士が交流できるイベントを開催しているそうです。
土城氏「お店は門前のクリニックが空いている間は閉めることはないので、一緒にお昼を食べるということは物理的にできないことが多いですが、社員同士仲良くしていると思いますよ。」
採用のポイント:経験は鵜呑みにせずに見極める。人間性の見極めも

たんぽぽ薬局の採用面接は、決まった質問事項はなく、第一印象を見てからその方の人間性を深堀するための質問をしていきます。
転職理由や経験を聞くような、よくある面接になる方もいれば、「どうして薬剤師になったのか」といったことを中心に聞く場合もあると言います。
また、協調性や礼節を重視していることから、そういった側面があるかも面接の中で見極めています。
ちなみにこれまでの面接では、明るい印象の方や、相手の目を見て話す方、質問に対してハキハキ答えるような方は評価が高かったそうです。
そして経歴に関しては、書類の情報を信じることはせず、どういった環境で仕事をしていたかを細かく聞き、本当にスキルがあるのかを判断しています。
その他のポイントとしては、ExcelやWordが問題なく使えるかという点も重要です。
土城氏「日報や稟議書等はExcelやWordで提出してもらっています。コピー等の基本的な操作や簡単な関数がわかる程度で問題ありません。
創り上げる楽しさがある
たんぽぽ薬局はこれから、地域の患者さんのために、様々な取り組みをはじめようとしています。
会社として、制度がしっかりとしている部分ももちろんあるものの、ビジョンや方針に関しては、これから創っていこうと考えている段階です。オープニングスタッフとは異なりますが、それと似た、創り上げていく楽しさや面白さを体感できると思います。
どんな店舗を創っていきたいか、地域の患者さんとどういった関わりを持っていくかといった考えやプラン等がある方は候補先の一つとなるでしょう。
コンサルタントの目線

ファーマキャリアコンサルタントの村上です。今回は王子に店舗を持つ、たんぽぽ薬局にお伺いしました。王子駅から徒歩10分ほどの住宅街の中にある店舗で、婦人科と耳鼻咽喉科の処方箋を応需しています。現在、在宅医療は受けていないそうですが、営業専任の担当者を付けて、本格的に開始をするべく邁進しているそうです。店舗の人員から考えると施設在宅よりは個人在宅を中心に考えているとのこと。従業員の方はベテランの方が多いので、近い将来、地域の皆様に必要不可欠な存在となるのではないかと感じました。
店内はオシャレで清潔感があふれ、お子様連れの患者さんへの配慮としてカプセルトイやかわいらしいPOP、おむつ替えスペースがありました。また大人向けには待ち時間対策として漫画等が置かれていました。
スタッフルームに関しては倉庫スペースと兼用ですが、冷蔵庫や電子レンジ、休憩スペースもあるので休憩時間はリフレッシュできそうです。
ちなみに王子駅周辺には飲食店がたくさんあるので、お昼休みはどこかに食べに行くことも可能です。帰りはスーパーやショッピングセンターで買い物することもできるので、仕事終わりも楽しいと思います!
なお、本社は同ビルの5階にあるのですが、当日は土城さんの愛犬レオ君がお出迎えしてくれました!レオ君は3代目の看板犬。もちろん、店舗にいることはありませんが本社スペースに行けば会うことができますよ!
株式会社プランドウのデータ
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●株式会社プランドウ ●所在地 東京都北区王子2-30-7 NEXTONE王子1階 ●創立 2012年 ●従業員数 7名 ●平均年齢 42歳 ●男女比 2:5 ●採用実績校 共立薬科大学(現 慶應義塾大学)、東京理科大学、北里大学、千葉大学、昭和大学、星薬科大学、城西大学、金沢大学、明治薬科大学、帝京大学など (2024年7月現在) |