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薬剤師の”やってみたい”を全力でサポート。<氷川のつどい株式会社>

大宮にある中央薬局は氷川のつどい株式会社の第一号店。
中央薬局では患者さんだけでなく、地域の人々を巻き込んだイベントを開催することで、地域のハブのような存在になるべく奮闘しています。今回は代表の沖原雄氏にお話を伺いました。

沖原 雄(おきはら たけし)氏
東京薬科大学卒。同大学院卒(薬学修士)。
製薬会社で開発職として勤務。
その後、調剤薬局を経て、ドラッグストアにて新規店舗立ち上げを担う。2022年にエニーキャリア株式会社の調剤薬局事業の責任者として着任。
2025年9月より会社分割に伴い、氷川のつどい株式会社の調剤薬局事業の責任者に就任し、今に至る。

普通の薬局では経験できないような業種との関わり

中央薬局では患者さんだけでなく、地域の方とのコミュニケーションをいかに取るかを大切にしています。そのために2つの取り組みをしています。

1つ目はイベント開催です。地域の人が薬局に訪れる機会をなるべく多く作るため、薬局前の駐車場を貸し出していろんな業種と連携して実施しています。
今までに実施したイベントは、焼き芋販売、靴屋さんと靴磨きイベント、就労支援施設の方が作ったパウンドケーキや地域の子どもたちが作ったポテトチップス販売などです。就労支援施設・商店会・商工会など、普通の薬局で働いていたら関わることのないような業種とも関われる機会がたくさんあります。薬局内で調剤業務・服薬指導を行うだけでなく、時間があるときは外に出て地域の方々とふれあう機会も非常に多いそうです。

2つ目は夏場限定ではありますが、無料給水所の設置です。薬局の前に案内看板を出して呼びかけています。イベントの際にも「水飲んでいきませんか。」と呼びかけて少しでも薬局に立ち入る機会を作っています。そうすることで、薬局に入りやすいイメージを持ってもらうようにしているそうです。

ヤギイベント開催時の様子。

沖原氏「地域の人といかに関わることができるかを心がけています。そのため、薬局だからこの業種と一緒に何かをやってはいけないという考えはありません。できるだけいろんな業種と関わり、地域の人々と関われるイベントを開催したいと考えています。患者さんだけでなく地域の人々が行きやすい場所を目指しています。」

患者さんと関わる際には傾聴力・相手に合わせた話し方、臨機応変に対応する力などが必要になってきます。
イベントに参加するといろんな方へ話しかけたり、多岐にわたる話題に対して聞く耳を持つ必要が出てきたり、一度に複数の人を相手したりするので、コミュニケーションスキルを磨く良い機会にもなります。ここで培ったコミュニケーションスキルが患者さんへの服薬指導に活かすことができていると沖原氏は言います。

1日の業務の流れ(中央薬局の場合)

9:00~13:00 調剤業務・服薬指導(開局前に掃除・雑務を行う)
13:00~14:00 昼休憩
14:00~18:00 調剤業務・服薬指導

応需処方科目は精神科がメインでその他に内科の処方箋を応需しています。1日あたりの平均処方箋枚数は40~50枚。患者さんの年齢層は40~60歳くらいです。
在宅医療に関しては現在は行っていませんが、今後、施設・個人ともに行っていきたいと考えています。

沖原氏「精神科の患者さんはその日の症状を訴えたり、季節ごとの悩みを抱えていますが、大抵が妄想的な症状であることが多いです。例えば、ずっと耳鳴りがしているが、検査をしても何も問題ないなど。そういう方には満足するまで話を聞き、生活面でのアドバイスを行っています。」

働く環境:自分たちの提案でよりよい薬局を作り上げていく

氷川のつどい株式会社は、薬局事業としてのマニュアルや売上目標はありません。それぞれの薬局を薬局のスタッフ中心に創意工夫して、作り上げてほしいと考えています。そのため、風通しはよく、やりたいと思ったことは、発言・チャレンジできる環境です。
例えば、健康のイベントをやりたい、こういう人たちに向けてこういう発信をしたいなどの提案は大歓迎だそうです。また、業務的な点でも、在庫の配置・管理から導線まで、こうしたほうが効率が良いのではないかなど気がついた点があれば、どんどん提案していただきたいと言います。このように、自分たちの提案を元に店舗をより良くしていけるというのは、大手にはない魅力であると思います。

沖原氏:「前の会社では制限があってできなかったことがあれば、どんどんやって欲しいです。提案していただいて、最初からだめだと分かっていることには、もちろん許可は出せません。しかし、100%だめではなければ、良いか悪いかはやってみないとわからないので、一度チャレンジしていただいたら良いと思います。」

各店舗がやりたいことをやってみて、実施してよかったことを共有していく、そうしてより良い店舗を作っていきたいと、沖原氏は言います。

また、大手チェーンではよくある事務的な作業を最低限まで減らしていきたいと言います。

沖原氏「大手では、昇進し責任者などになると現場の仕事ではなく、いろんなことを各部署に報告しに回らないといけないということがあると思います。そういう事務的な作業はなるべく少なくして、薬剤師本来の仕事に集中して働ける環境を整えていきたいと思っています。」

門前のクリニックとの交流も盛んです。医師と勉強会を行ったり、こまめにコミュニケーションを取ったり、また、病院の経営者とも話せる環境にあったりと、とても近い距離感にあるそうです。処方でなにか疑問があればすぐに相談でき、関係は非常に良好だと言います。

 

採用のポイント:大事なのは調剤スキルではなく、やる気とコミュニケーション力

中央薬局では患者さんだけでなく、いろんな業種と関わって、地域の人に向けてイベントを開催していることもあり、明るく、コミュニケーションがしっかり取れることを重視しています。

沖原氏「薬剤師さんの中には、もくもくと調剤業務だけをやりたいという方もいると思います。そうではなく、できるだけ外に出て、色んな人と関わりたい人が向いていると思います。休みの日ですらボランティアに行っていますとくらいアクティブな面白い人だと好感を持ちますね。」

また、未経験や経験が少ない方でもやる気があれば問題ないと言います。

沖原氏「仕事の得意・不得意やペースは人それぞれあると思います。調剤スキルはあとからいくらでも身につけることができます。それよりも、やりたいという気持ちが大切です。」

研修については、まだ会社として確立できていませんが、今後、eラーニングを導入していく予定だそうです。沖原氏は普段、学生実習も担当しているため、未経験やMRあがりの薬剤師さんでも指導可能であると言います。

前職でできなかったことを、ぜひやってほしい

面接で必ず聞いていることは、「前職の不満だったところ」だそうです。

沖原氏「前職での不満を解消できるかは確認しています。また、不満がなくても、前職でやりたいと思っていたのにできなかったことなどについても聞いています。面接では、やりたいことがあればどんどん言ってほしいですね。」

また、どんな薬剤師になりたいか、今後のキャリアプランについても聞くそうです。ある程度具体的なプランを持っている方だと好ましいと言います。

そして、プライベートのオンオフがしっかりしている方のほうが向いているかもしれないと沖原氏は言います。仕事をする上で大変なことは多少なりとも出てきます。そのようなときのストレス解消法は、趣味に没頭する、仕事に打ち込むなど人それぞれあると思います。
どうすれば自分の機嫌を取ることができるのか、ストレス解消できるのかなど、自己理解がしっかりとできている人は、どのような仕事にも上手く取り組めるのではないかと考えているそうです。

沖原氏「私自身、もともと自転車のレースに出ていたのもあって、休日は趣味でサイクリングをしています。畑を耕すこともあります。そういった趣味の時間をしっかり持つことで、ストレス解消でき、日々の業務においても、モチベーション高く取り組めているのかなと思います。」

最後に、今後の事業展開について聞いてみました。

今後も、さいたま市を中心に店舗拡大を目指していくそうです。ある程度店舗拡大ができれば、自社の薬局を中心にさいたま市全体を盛り上げていけるような働きかけをしていきたい、と沖原氏は語ります。
その考えの1つとして、大宮・浦和を中心に地域を巻き込んだイベントを行いたいそうです。

沖原氏「薬局と言ったら健康イベントになりがちですが、ただただ楽しい飲食ブースを出しても良いと思っています。焼きそばを売ったりとかね。そういうことをしていくなかで、薬局ってこんなこともやるんだと薬剤師を身近に感じていただけたらと思っています。」

また、薬剤師の価値を上げれるような働きかけもしていきたいとも語ります。
薬剤師は視覚的にみえるところにいないため、市のイベントにもっと顔を出していかないといけないと言います。薬剤師の価値を上げるためには、さいたま市の行政的なところやすべてにおいて薬剤師の位置づけを上げていかないといけないと考えているそうです。

沖原氏「市のイベントにも積極的に顔を出すことで、『薬剤師がいたからこういうことができた。』、『薬剤師はこういうこともしてくれるんだ。』という価値を感じてもらわないといけない。さいたま市の活性化のために、中央薬局があってよかったなと思ってもらえるような存在を目指したいです。」

コンサルタントの目線

ファーマキャリアコンサルタントの小滝です。
氷川のつどい株式会社は、大宮にある中央薬局を中心に、現在さいたま市で店舗拡大しています。今回は、大宮にある中央薬局でお話を伺いました。店舗内で医薬品だけでなく地域の方のハンドメイド作品を販売していたり、地域の人々に向けていろんな業種とイベントを開催したりと、地域とのつながりを大事にされているという印象を受けました。様々な異業種と業務で関わることは、普通の薬局ではなかなかできない経験であると思いました。

また、「それぞれの薬局を薬局のスタッフを中心に作り上げていきたい。」という事業方針を掲げています。そのため、マニュアルがあるわけではなく自分たちで良いと思ったことは、声を上げて、取り組むことができます。イベントの開催や業務効率化など、自分たちがやってみたいことを会社が全力でサポートしてくれるのは、大手にはない魅力なのではないかと思います。

氷川のつどい株式会社では現在、各店舗の採用に力を入れています。新しい薬局のため、オープニングスタッフとして0から薬局を作り上げていきたいという方にはぴったりの環境であると思います。

沖原氏より「地域のコミュニケーションや地域交流を大事にしていきたいので、いろんなことにやる気を持って、取り組んでいただける方はぜひ来てください。」とのことです。
「実はこういうイベントことをやってみたかったが、会社から断られた。」、「ある程度昇進しないと提案すらできない。」、「業務効率化のためにこうしたほうが良いと思っていたが、マニュアルがあったためできなかった。」などといった不満を抱えている薬剤師さんもいると思います。氷川のつどい株式会社ではだれもが声を上げられる環境です。
会社から言われたことをその通りにやるのではなく、自身で新たな提案・取り組みをしていくという働き方に興味がある方はぜひ一度、面接に行き、お話を伺ってみてはいかがでしょうか。

※中央薬局は2025年より運営会社が変わりました。

氷川のつどい株式会社のデータ

●氷川のつどい株式会社
●設立 2025年
●本社 埼玉県さいたま市大宮区大門町3丁目205番地
●店舗 中央薬局、エムエム薬局、領家薬局、みはし薬局
●男女比 1:1
 

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