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抗HIV薬とセファランチン併用で新型コロナに効果か

 

新型コロナウイルス感染症に、抗HIV薬ネルフィナビルと白血球減少症治療薬セファランチンの併用が効く可能性があるとの研究結果を、国立感染症研究所や産業技術総合研究所などのチームがまとめたことが分かりました。新型コロナウイルスの構造を調べた上で、細胞を使った実験やコンピューターによる解析で確認したとのことです。
ウイルスが細胞に侵入する過程と、ウイルスが増殖する過程を抑制する作用があるとみられています。
どちらも既存の薬ですが、新型コロナウイルス感染患者に投与した場合の効果や二つの薬剤を組み合わせた際の副作用については現段階では検証されていません。

参考: コロナ、二つの薬併用で効果か 国立研究所が細胞実験(京都新聞2020/4/21)
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/227139

 

セファランチンというと円形脱毛症の治療に用いられるイメージが強いのではないでしょうか?新型コロナウイルスの治療に効果がある可能性があるとのことで、一見意外性がありますね。
セファランチンはタマサキツヅラフジの根から抽出して得られる製剤です。元々は結核菌の発育を阻止する効果が認められ、1942年に結核の治療及び予防の医薬品として承認されていました。ここから考えると、細菌とウイルスで違いはありますが、新型コロナウイルスに対して効果があるのもうなずけますね。
ネルフィナビルもセファランチンも実際に臨床で使われている薬なので、効果が認められた場合、導入はスムーズに進むのではないでしょうか。今後の報道にも注目していきたいですね。

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