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初診でもオンライン診療可能に 新型コロナウイルス院内感染予防

 

政府は新型コロナウイルスの院内感染防止のため、新型コロナウイルスの流行が収まるまでの間、過去に受診歴のない初診患者でもオンラインや電話での診療を認める方針を固めました。
初診患者のオンライン診療は誤診などの恐れが高まるとして厚労省や日本医師会は反対しており、厚労省の指針では初診患者は対面診療が原則となっていました。院内感染のリスクを重視し、容認に傾いたとのことです。
導入に向けて、都道府県ごとに実施可能な医療機関のリストを作成し、診療報酬も新設して遠隔診療を後押しする方針です。
現在オンライン診療が受けられる保険医療機関は全体の1%ほどとなっており、設備の導入も必要とあってオンライン診療の普及は少し時間がかかるかもしれません。一方電話での診察は設備投資がいらないので、実施する医療機関が増えそうです。

参考
オンライン診療、受診歴ない初診患者も解禁 政府方針(日本経済新聞 2020/4/5)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57687410V00C20A4MM8000/
厚労省、感染拡大で一転容認 オンラインの初診解禁(日本経済新聞 2020/4/5)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57687750V00C20A4NN1000/?n_cid=DSREA001

 

オンライン診療のニーズは新型コロナウイルスの流行を受けて確実に上がってきていますね。私が勤めている調剤薬局にも、「内科を受診したくないので他科の病院で定時薬を出してもらった」という患者さんや、「電車での通院が心配」とのことで実際に遠隔診療をしてFAXで処方箋を送ってきた患者さんがいました。
記事にはオンライン診療の件しかあがっていませんが、調剤薬局におけるオンラインや電話での服薬指導についても新型コロナウイルスの流行が収束するまでの間は臨時的に解禁されています。また、新型コロナウイルスの流行とは関わらず、今年の9月1日にはオンライン服薬指導を認める改正医薬品医療機器法を施工することが決まっています。
これから電話やオンラインで服薬指導を受け、薬を郵送や宅配で受け取りたいという患者さんの増加が予想されます。今後そのような患者さんの処方箋を受けた場合の流れなどを今一度確認しておきましょう。

参考: 新型コロナウイルス感染症患者の増加に際しての電話や情報通信機器を用いた診療や 処方箋の取扱いについて(厚生労働省医政局医事課 厚生労働省医薬・生活衛生局総務課令和2年2月28日)
https://www.mhlw.go.jp/content/000602426.pdf

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