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国内初のα2作動薬・β遮断薬配合の緑内障点眼薬「アイベータ」承認

 

2019年9月20日、緑内障・高眼圧症治療薬ブリモニジン酒石酸塩・チモロールマレイン酸塩(商品名:アイベータ配合点眼液)の製造販売が承認されました。適応は「緑内障、高眼圧症」、用法用量は「1回1滴、1日2回点眼」となります。
緑内障治療では2種類以上の点眼薬を使用する場合が多く、点眼間隔を空ける必要があったりすることから、アドヒアランスの低下につながってしまう危険性も指摘されていました。このため、近年では複数の成分を含有した配合点眼薬の臨床使用が広まってきています。すでに臨床使用されているものはPG関連薬とβ遮断薬の配合製剤が4剤、CAIとβ遮断薬の配合製剤が3剤です。 今回承認されたアイベータは、α2作動薬ブリモニジンとβ遮断薬チモロールを配合した点眼薬であり、α2作動薬を含有する配合点眼薬として国内初の薬剤となります。 本薬使用に際しては、他の配合点眼薬と同様に「単剤での治療を優先する」ことが原則であり、適応が「他の治療薬で効果不十分な場合」と限定されていることに留意が必要です。

参考:国内初、α2作動薬・β遮断薬配合の緑内障点眼薬(日経メディカル 2019/10/11)
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/201910/562611.html

 

アイベータという名前は薬のアイファガン(ブリモニジン酒石酸塩)のアイとチモロール(ベーターブロッカー)のベーターを合わせたネーミングだそうで、覚えやすいですね。
アイファガンは2012年に発売された目薬で、アイベータは初の配合剤になります。本文にもありますが、2種類以上の点眼薬を使う場合、点眼間隔を空けなければならいのがネックです。5分以上空ければいいものが多いですが、中には10分以上空けなければならないものもあり、点眼を複数使っている患者さんは混乱してしまうことが多い現状がありました。
配合点眼剤の選択肢が増えることで、患者さんの負担が減ることは間違いなさそうです。