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ギネス薬局の”その先”へ。必要とされる 場所を目指して

ドリームファーマシストとして、薬局と社員、来局者の夢を叶える薬剤師、比留間 康二郎さん。
昨年には、同じ職場で働く祖母の榮子さんが世界最高齢薬剤師としてギネスに認定されたことで、「ヒルマ薬局でギネス記録認定」という夢を叶えました。
比留間さんが思い描く、薬剤師としてのあり方や今後叶えたい夢とは?

 

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比留間 康二郎さん

有限会社ヒルマ薬局 取締役
ヒルマ薬局小豆沢店 店長

東京薬科大学を卒業後、病院、医療センターでの経験を経てヒルマ薬局小豆沢店 店長に就任。
夢を叶える薬剤師ドリームファーマシストとして、社内研修や企業を対象としたドリームマップ研修の講師を担当。

<ドリームマップとは>
叶えたい夢のイメージに合う写真、雑誌やイラストの切り抜きを1枚の紙に貼り付け、文字で説明をつけたものです。
夢や目標を実現するためのツールとしても知られています。

ドリームファーマシストの根底にある想い

震災で出会った看護師の一言から薬剤師人生が始まった

比留間さんは、2011年の東日本大震災で東京都の第一陣として被災地での支援活動を行っていました。その際、現地で出会った一人の看護師から医療人としてあるべき姿を学んだと振り返ります。
その看護師はご家族も被害に遭われていた中、現地での支援活動に勤しんでいました。

ー比留間さん「ご家族も被災されているのにどうしてそんなに頑張れるのかを聞いたところ、彼女は迷うことなく『私は看護師なので。』と言ったんです。」

その一言で、目の前に怪我人や具合の悪い人がいたら、助けるのが医療人として当たり前なんだと、再認識したと言います。
それ以来、「地域の方に認知され、必要とされる薬局」になるための第一歩として、地域住民と薬局の繋がりを作る取り組みを始めました。

「薬を受け取る場所」にとどまらない交流の場

社員の資格や知識を地域住民との接点に繋げる取り組み

ヒルマ薬局では、社員が持つ資格や知識を薬局の施策に取り入れ、地域住民との繋がるイベントを多数開催しています。
特に、月1回の恒例イベントとなっているフラワーアレンジメント教室は、会社として全面的に後押ししているイベントで、初回の開催からすでに2年を迎えました。
毎回楽しみにしている方も多く、教室を通して住民と社員、また、住民同士の交流の場となっています。

また、「食育」をテーマにしたイベントも開催しています。ヒルマ薬局には、スポーツファーマシストや管理栄養士の資格をもつ社員がいるため、スポーツに打ち込むお子様を支える親御さんを対象とした食育指導を行っているそうです。

こういった取り組みは同時に、社員の描く「フワラーアレンジメントの仕事をしたい。」といった夢を叶える取り組みともなっています。

比留間さんは社員の夢を叶えるイベントを開催しながら、処方箋が無くても薬局へ足を運ぶ機会を提供しています。
住民との接点を増やすことで、ヒルマ薬局が「健康に関する心配事」を相談する先として認知されることを目標としています。

薬局プロフィール
●ヒルマ薬局 小豆沢店
●所在地 〒174-0051 東京都板橋区小豆沢2-17-1
●営業時間
平日  :9:00~19:30
土曜日 :9:00~18:00
定休日 :日曜日・祝日
●薬剤師数 8名
●応需科目 総合科目

板橋区の一員として住民の繋がりを強化

店舗でのイベント以外にも、「支え合い会議」にも積極的に参加しています。支え合い会議とは、地域で行う社会福祉の取り組みで民生委員や商店街、町会長や介護施設の代表者などが集まり、支え合いの仕組みづくりをする団体です。

他の地区では、市区町村が運営する社会福祉協議会が主体となって活動する地域が多いなか、ヒルマ薬局小豆沢店のある板橋区では、地域住民を主体とした支え合い会議が安全で充実した生活を支えています。

支え合い会議では、ハザードマップ作成などの安全を守る活動を始め、独居の方を一人にしない仕組みやシングルマザーを支える仕組みづくりなどにも取り組んでいます。

「地域の方に認知され、必要とされる薬局」となるべく、薬局としてのサービスだけでなく、板橋区の一員として、地域の活動にも取り組んでいます。

調剤業務の枠を超え、社員の持つ知識を活かしてイベントを主催したり、時には地域の活動に参加したりすることで、ヒルマ薬局は「ただ薬を受け取る場所」ではなく地域の生活を支える一部となっています。

介護事業との連携「選択的介護モデル事業」を通して継続可能な支援

選択的介護モデル事業とは、訪問介護サービスに見守り介護や外出の同伴といった保険適用外のサービスを組み合わせて、充実した生活をサポートする介護のことを指します。

ヒルマ薬局は関連会社の株式会社まんぞくの介護事業のノウハウと、薬のプロである薬剤師のノウハウをかけ合わせることで、より良い福祉サービスの提供を計画しています。今年8月に事業計画を豊島区役所に提出し、現在事業展開に向け協議を重ねています。

この事業が実現すると、要介護者には専門的な知識を持った薬剤師から薬のアドバイスを受けることができるというメリットがあります。
また、この他職種連携を通して、調剤業務にとどまらない薬剤師の職能の認知拡大も期待されます。

地域の健康を支える存在として認知される薬局の実現のために、住民との接点を増やしながら、薬局・薬剤師について理解を深めてもらう活動を展開しています。

ドリームファーマシストとしての取り組み

ドリームマップ作成を始めたきっかけ

比留間さんは地域活動や他職種連携に加えて、ドリームファーマシストとして、夢を叶える活動も行っており、社員研修の一環にもなっています。

もともとドリームマップ作成会は社員の一人がドリームマップ研修の資格を持っており、社内で実践してみようと試みたことが始まりでした。
1日がかりで完成させる薬局のドリームマップには、社員一人一人の夢や目標、個性が詰まっています。

研修の中でしっかりと自分自身と向き合うことで、潜在的だった目的や夢がより具体的になり、さらにドリームマップ上にそれらを可視化をすることで社員全員の足並みが揃い、夢の実現に繋がると、比留間さんは話します。

ー比留間さん「最初はあまり乗り気ではなかった社員も、真剣に自分と向き合う機会を通して、夢ややりたいことがどんどん湧いてくるんです。社員の夢を実現できる薬局を作ることが私の夢なんです。」

現在、比留間さんは地域住民や企業向けのドリームマップの作成会の講師も務めるようになっています。社員はもちろん、地域住民などの夢を叶える「ドリームファーマシスト」として活躍の場を広げています。

薬局、社員、比留間さんご自身の夢を叶えてきた実績

比留間さんは、目指す薬局の形について社員全員が共通の認識を持てるよう2、3年に一度ドリームマップの更新を行っています。
その成果として、祖母の榮子さんの世界最高齢薬剤師としてのギネス認定や、店舗改装、地域のイベントの参加など、たくさんの夢を叶えています。

最新版のドリームマップとして挙げられているのは「ヒルマ農園で栄養面もフォロー」という夢。
ヒルマ薬局では、「医食導援:医療面だけでなく、食事など生活面から地域の健康を支えていくこと」を提唱しており、処方箋が無くても気軽に健康に関する相談に来てもらえる場所を目指しています。

今年7月には、ヒルマ農園を実現する足掛かりとして、農園の方と協力し、薬局で野菜を販売するイベントを開催しました。2日間でおよそ100名の方が野菜を購入し、処方箋の受け取り以外の目的で、薬局へ訪れるきっかけを作る機会となりました。

この他にも、ヒルマオリジナル商品や、健康本の出版などの夢を掲げるヒルマ薬局。今後目指す形は、「ラーメン屋のように行列のできる薬局」です。

医療人としての”あるべき姿”を探して

目標はラーメン屋のような行列のできる薬局に

小豆沢店では、総合病院からの処方箋も受け付けており、病院の診察待ちでお疲れの患者さんも多く来局されます。
そういった患者さんからも、「待ち時間が短い」「病院から近い」といった理由ではなく、「待ってでもヒルマ薬局でお薬を受け取りたい」と思ってもらえるような薬局にしたいと比留間さんは話します。

ー比留間さん「病気で不安な気持ちもある中、薬局での待ち時間は患者さんにとって長く感じると思います。その不安を私たちに相談することで解消し、楽しみな時間に変えていきたいと思っています。」

ヒルマ薬局では、現在約100名の方からかかりつけ薬剤師の登録を受けています。患者さんの中には足立区にお住まいで、練馬区の病院に通院、板橋区のヒルマ薬局小豆沢店で処方箋の受け取りと、3つの区をまたいで来局される方もいます。

比留間さんは、選ばれる薬局になるためには患者さんへのヒアリング能力に加え、患者さんのニーズを察知する力が必要だと考えます。
困っていることを解決することは当然で、困っていることに気付いてあげることが、ヒルマ薬局を選んでもらうことに繋がっています。

薬剤師変革の時代、やるべきことは変わらない

来年に迫った診療報酬の改定や、厚生労働省からの「調剤業務のあり方」の公布により、今後、薬剤師の業務は対物から対人へとシフトしていくと言われています。そんな中でも、比留間さんは薬剤師としてやるべきことは変わらず、「目の前の人を笑顔にする、困っている人がいたら手を差し伸べること」だと言います。

ー比留間さん「薬剤師として、点数を稼ぐことは必要だと思います。ただ、点数を稼ぐためには、点数の付かない小さな信頼関係を積み重ねなければいけません。そして、点数以上の価値のあるサービスを提供することが大切だと思います。」

患者さんのニーズを察知する心配り、気遣いは医療者として最低限持っているべき。リウマチの方に一包化をおすすめすること、来局が難しい患者さんに薬を届けることは当たり前のことだと比留間さんは考えています。

そして比留間さんは、服薬ケア研究会に在籍しており、薬剤師としてさらなる活躍を目指しています。来年10年の節目を迎える服薬ケア研究会では大会長を務める予定です。
来年の大会では、「薬剤師×〇〇」をテーマに医療従事者を300名集めることを目標としており、職種の垣根を超えた連携ができるようなイベントを目指しています。

今後は前述の介護事業だけでなく、多くの医療従事者と専門性を掛け合わせることで、より安全性・専門性の高い医療を提供し、患者さんを笑顔にしていきたいと話す比留間さん。

目の前の人を笑顔にするためには何をするべきかを第一に考え、多くの人を巻き込むことで、住民の健康や夢を叶えていきたいそうです。

●有限会社 ヒルマ薬局
●所在地 〒170-0011 東京都豊島区池袋本町1-46-5
●設立 1926年
●資本金 300万円
●ホームページ:http://www.hiruma.net/