薬剤師専用 求人×PRサイト「ファーマボックス」求人掲載を検討中の方へ

薬剤師転職コンサルタントが指南!転職に失敗しないための極意【高年収編】

「転職に絶対失敗したくない!」転職を決意した薬剤師さんであれば、誰しもが思うことですよね。本連載では数多くの薬剤師様の転職支援を行ってきたコンサルタントによる転職に失敗しないための極意についてご紹介していきます。記念すべき第一回目は「高年収編」。どんなことに注意していけば良いのでしょうか?

コンサルタントが度々遭遇する転職失敗パターン

以下は、よく起こりがちな転職失敗パターンです。どんなケースがあるのか見てみましょう。

[パターン1] 調剤薬局勤務・男性薬剤師30歳
現年収600万、希望年収700万。年収を上げたいという理由で転職活動を開始し、無事に内定を取得。いざ、退職交渉をしようと会社に退職の旨を伝えたところ、「残ってくれたら今よりアップさせる。だから辞めないでほしい」と言われ、年収が上がるならとそのまま転職を取りやめる。その後、年収を上げてもらったものの、たいした金額ではなく後悔が残った。

[パターン2]調剤薬局勤務・男性薬剤師40歳
転職希望の連絡が入ったため、転職支援を開始。薬剤師さんの話を聞いていると、年収よりも薬剤師手当や学会出席の費用負担、退職金の有無など、諸手当がどれだけ付くかを気にしている様子だった。それらの手当が金額として換算したときにどれくらいの価値があるかを気にしておらず、あくまでも手当の多さを重視していた。
そして、転職先の決定においては家族の意見を重視する傾向があった。結局、家族の意見に押し切られ高年収での転職に失敗した。

パターン1:辞めるという強い意志が大事。言いくるめられずに退職をする

このケースは辞めるという確固たる意志がなかったために、転職に失敗したケースです。特に職場への愛着が強い方や、管理職に対する恩が強い方ほど陥ってしまう傾向にあります。
退職交渉をすると、社長自らが「これから昇給をさせるつもりだった」「もう少し時間をもらえば昇給をさせるから待ってほしい」と言って退職を止めようと説得をしてきます。仮にここで転職を取りやめて、現職に残ると何が起きるのでしょうか?
度々起こることとしては、昇給こそあるものの大した金額にならない事態です。この場合、昇給するまでに時間がかかることが多いとも言われています。一度退職を申し出た従業員に対する評価というのは、残念ながら上がることは少ないため、在職し続けても良いことはありません。大して年収が上がらず、上司からの評価も上がりにくくなる職場に居続けることの意味を考えてみてください。

パターン2:意思決定者に理解をしてもらい、協力を促す

このケースでは意思決定者が転職する本人ではなく、家族であることことに注目する必要があります。当初、弊社では、年収ではなく手当の多さを気にするのは転職する本人だと考えていましたが、実際に気にしているのは本人ではなく、意思決定者である家族でした。この場合、いくらコンサルタントが転職する本人にアドバイスをしたとしても、転職する本人が、家族と上手くコミュニケーションが取れていなければ、そのアドバイスは意味をなしません。

では、転職における意思決定者が本人ではない場合どうすれば良いのでしょうか?一番は、意思決定者である家族に、いかに年収アップを達成すべく力を注いでいるのかを理解してもらうことが大切だと考えています。
例えば、転職活動を始める前に家族間で話し合いを行ってみてはどうでしょうか。叶えたいのは年収を上げることだというのを家族にきちんと話し、実際にどれくらいの金額が上がるのかを計算した上で、転職先を決めたいという気持を伝えると良いかもしれません。
手当の数は少ないものの、年収換算すると50万上がる求人と、手当の数は多いものの、年収換算すると20万しか上がらない求人、どちらが良いのかは一目瞭然。
将来について家族と真剣に話し合い、転職活動にどれだけ真剣に取り組んでいるか、どれだけ本気なのか理解してもらいましょう。

【コンサルタントの格言】
優先順位を意識し、目的に向かって動く。「本気」で転職活動すべし

 

転職における成功と失敗の明暗は「年収を上げるためにどれだけ本気になれるか」で分かれます。上記にもあるように退職の意思を明確に持つことや、転職について家族に理解をしてもらうよう、家族と本気で向き合うことは重要です。例えば、“家族との話し合いはめんどくさいから避けたい”というのは、もってのほか。その他にも、“家族の用事があるから面接を受けられない”と言って転職活動の優先度を上げないのも考えものです。転職活動というのは、人生においてそうたくさんあることではありません。転職活動の時こそ、家庭や仕事の優先順位を落として転職活動に集中しましょう。
そして、高年収求人というのは「急募」であるケースが多々あるため、医療機関側の求めているタイミングで入社できると、高年収で転職できる可能性が高くなります。現職に迷惑をかけないことは前提ではありますが、優先順位を意識して行動することで年収アップに成功する可能性が高くなるということも、念頭に入れておいてください。

最後になりますが、コンサルタントに提案された求人の採用試験は基本的には選り好みをせずにすべて受けてみてください。中には自分が考えていた以上に年収が上がるケースも少なくありません。まずは採用試験を受け、内定をもらってからどこに入社するかを考えると良いでしょう。
転職活動はいかに本気になるかで、その後の結果が大きく変わります。後悔のないように取り組みましょう。